僕が引っ越した当時の松伏は田んぼだらけののどかな田舎でした。中学での勉強の取り組み方も都心の中学とは違い大変のんびりしていましたが、それが幸いしました。僕みたいに勉強の遅れている奴にはちょうど良いペースだったんでしょうね。あのまま文京5中にいたら、落ちこぼれ間違いなしだったと思います。
英語以外の科目は何とかついていくことができました。少しずつですが成績も上がっていき、受験期には学年でも約200人中10番くらいにはいたような記憶があります。しかしです。英語はそんなに甘くありません。ほかの教科は東京の学校と同じでしたが、英語だけは別ものに感じました。教科書が違っていたのも要因でしょうか。英語が苦手なまま、受験を迎えます。当時は1科目40点の200点満点。僕は英語抜きの160満点で勝負するつもりでいました。
当然春日部高校は無理、新設から日の浅い北高ではなく越高を受験。今と違って人気が高くなく、倍率がほぼ1倍だったこともあり、松伏中から受けた子は全員合格。(私立は落ちてますよ。巣鴨高校。まあ名門だからしょうがないか。) 英語のトホホな話4へ続く